非医療者向けの心肺蘇生講座

街中を歩いているとAEDを目にすることが多くなりました。しばらく前からは自動車免許を取得するときには必ず心肺蘇生法の講義を受けなければならなくなり、目の前で誰かが倒れたときには一般市民でも対応できるような社会づくりが進んでいます。心肺蘇生法はアメリカやヨーロッパを中心に2000年ころにガイドラインがまとめられました。5年ごとに改正が繰り返され、今は2010年に発表されたガイドラインを基に医療者向けだけでなく非医療者向けにも講座が開かれています。ガイドラインができて最初のころに問題になったのが、人工呼吸が難しいことでした。これがうまくできなかったり、行うこと自体に抵抗があったりして、結局すべてができなくなってしまうことが多かったからです。今では人工呼吸は省いてもよいことになったと思います。口から息を吹き込まなくても、胸骨圧迫をすることによって肺がつぶれたり膨らんだりするので、軽く息をしているのと同じような状態になるのだそうです。AEDはある種の不整脈を改善させる効果があるものです。完全に心臓の動きが止まっている人に使用しても何の効果もないばかりか、むしろ心臓の筋肉を傷つけて害になってしまうのだとか。いつ使用すればいいかは機械を装着すれば自動音声で教えてくれるので間違うことはありません。心肺蘇生の中で最も大切なのが胸骨圧迫だそうです。止まった心臓の動きを補助することが、生命を維持するのに最も重要なのだとか。これなら非医療者でもできそうです。

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